美酢は、ザクロが旨い
もう3か月ほど前から飲んでいる。
飲み方にはいろいろあるが、炭酸割が好みに合う。
特に暑い日々が続いたこの夏は、日に何回もいただいた。
ちょっと前に、近くの店で大安売りがあったときに10本ほど仕入れたのだが、すでに半分を飲んでしまった。
ま、とにかくこの韓国製の飲料は口に合っている。
炭酸というと宝塚のウィルキンソン炭酸が名高いが、
炭酸を使った飲料というと、最初に飲んだのはやはりコカ・コーラだな。
最近はほとんど飲まなくなったが、アルコールをコーラで割って飲むのもよく流行っていた。
このコカ・コーラの歴史はよく知られている。
禁酒運動が高まっていた1886年、薬剤師のジョン・ベンハートンが、ノンアルコールのワイン・コカを作り、その茶色のシロップに偶然に炭酸水を混ぜ合わせたところ、世界中で愛飲される飲み物ができてしまった。
ま、どぶろくに灰を入れて清酒ができたのとなんとなく似ている。
このあとも面白い。
せっかくできた清涼飲料を、ビジネスの才覚が欠けていたベンハートンは、2300ドルで事業の権利をエイサ・グリッグス・キャンドラーに譲渡してしまう。
キャンドラーは独特な味にビジネスの真価があると直感し、レシピを書き留めることを社員に禁止する。
その後、1919年にキャンドラーから事業を買収したアーネスト・ウッドラフは、キャンドラーに紙に書かせたレシピをNYの銀行の金庫に預け、1925年にアトランタのトラストカンパニー銀行の金庫に移し、2011年まで保管されていた。
2011年12月にレシピは銀行から持ち出され、数分の距離にあるワールド・オブ・コカ・コーラ博物館に作られた専用保管庫に保管され、現在も厳重な警備が続く。2011年12月、上の写真は、コカ・コーラ博物館の開所式でジョージア州知事とアトランタ市長を秘密のレシピの専用保管庫に案内するコカコーラ社のCEOムーター・ケント(右)の姿。
コーラの基本原料は、カフェイン、カラメル、コカ、クエン酸、ライム果汁、砂糖、炭酸、バニラ、+αを調合したというのが定説だが、全体の1%にも満たない+αがコーラ独特の風味を醸し出しているという。
秘密の開示を何度も求める声が上がっているが、コカ・コーラ社はもちろん応えることはない。
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