2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

松平健雄といちご

先日神戸に出かけたときのディナーがいちご尽くしだった。 いちごが今日食べられるようになったのには、松平容保の二男・松平健雄が関係している。 最初のいちごは、江戸時代末期にオランダ人によって長崎から日本にもたらされたので、オランダいちごと呼ば…

令和時代の行動計画

新元号の年にあたり、残りの人生の行動計画を夢想してみた。 1)執筆、2)先祖調査、3)健康、4)酒食、5)歩き、6)旅行、7)文化、8)経済など10の各分野ごとに、具体的な目標と実施項目とスケジュールなどを描いてみた。 たとえば、1)執筆、2)先祖調査…

幸若大夫の肖像画

拝見したい肖像画がある 15世紀後期の宮廷絵師を代表する土佐将監光信筆と伝わる、桃井直詮(もものい ただあきら)を描いた紙本著色桃井直詮像。 この肖像画は東京国立博物館所蔵で、1988年6月6日に重要文化財に指定された。 熟達した迫真的容貌描写が特徴…

和泉守兼定の「之定」

今日は天皇皇后両陛下が伊勢神宮に参られた。 外宮、内宮で退位の報告・儀式が執り行われたという。 伊勢神宮については思い出が多いが、中でも僕が伊勢神宮からみでいつも思い浮かぶのは、和泉守兼定だ。 生没年不詳で、「之定(のさだ)」の通称でも知られ…

開陽丸子孫の会の総会場所

開陽丸子孫の会の総会の案内が届いた。 例年、4月後半の開催が多いのだが、今年は改元記念の10連休もあり、6月に行われる。 ところで、その総会の開催場所は平河町のホテルルポール麹町だが、僕には懐かしい場所だ。 明治11年2月16日から明治17年10年9日…

ある写真の人物判定

ある写真の謎解きができた。 終戦後になるが祖父母の代のときに、近所の火事で家が類焼し祖父母と子供6人の一家が焼け出されたことがあった。 そして、子供たちが鎮火した火事場から写真の入った駕籠箱を見つけ、中から燃え残っていた写真を拾い出す。 どの…

『 幕末維新全殉難者名鑑 』

戊辰戦争の殉難者を調べるため、1986年に出版された『幕末維新全殉難者名鑑』を見てみた。 特に関心があるのは会津藩についてなのだが、縁者の松平勇雄が名鑑の推薦者にいるのに記載には間違いが散見される。 たとえば、 ●安積運次郎 名鑑に記載漏れ。鳥…