2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

明治期の長府毛利邸と三吉慎蔵邸の変遷

6月27日、東京にて、明治時代の長府毛利邸と三吉慎蔵邸の跡を訪ねてきた。 長府毛利家当主元敏公は、明治4年9月から、明治23年まで東京に詰め、 家扶であった三吉慎蔵は元敏に随従し、東京に同じく20年住む。 慎蔵は、明治10年に宮内省に出仕する…

先祖について

僕たちの先祖はたくさんいます。父と母がいて、その父母にそれぞれ父と母がいて、逆ねずみ算式に増えていき、100年前、1000年前には恐ろしい数になります。そしてどれ一つ欠けても今の僕たちはいません。そういう意味では、今の僕たちは貴重であり、先祖に感…

三吉慎蔵の実母かつ子

本日6月22日は、小坂かつ子の祥月命日。 かつ子は、長府藩馬廻役で剣術指南役・小坂土佐九郎の妻で、文化3年(1806)7月23日に生まれ、明治30年(1897)に92歳で亡くなっている。 当時としてもかなりの長命だ。 夫の土佐九郎は、文化元年(1804)11月16日生まれ、…

三吉慎蔵日記

『三吉慎蔵日記』は清書されていて、十九巻と附属巻で構成されている。 清書の元になった日記原本は、今は存在が確認できていない。 最晩年の明治33年と明治34年の日記は、まだ翻刻されていない。 清書については、『三吉慎蔵日記』の明治30年と31年の5か所…