僕たちの先祖はたくさんいます。父と母がいて、その父母にそれぞれ父と母がいて、逆ねずみ算式に増えていき、100年前、1000年前には恐ろしい数になります。そしてどれ一つ欠けても今の僕たちはいません。そういう意味では、今の僕たちは貴重であり、先祖に感謝しないと罰が当たりそうです。
そんな中で、幕末維新の時代限定で抜き出した人たちです。
▢で氏名が囲まれた人物は右から、
●小山六郎:生野義挙に参加、のち長州で奇兵隊に参加、明治4年自刃(北垣晋太郎、進藤俊三郎と義兄弟)
●三吉慎蔵:長府藩士、寺田屋で龍馬とともに幕吏と戦う、明治期に北白川宮能久親王御付・家令
●河島由路:幕臣、彰義隊に参加し黒門にて被弾し戦死
●小杉直吉:幕臣、長崎奉行支配調役並出役、維新後は大審院判事。徳川慶喜の謡の師匠
●小杉雅之進:幕臣、咸臨丸で渡米、開陽丸機関長、蝦夷共和国江差奉行並
●松平容保:会津藩主、京都守護職
写真は右から、三吉慎蔵、三吉とも、河島由路、小杉直吉、小杉雅之進、松平健雄夫妻
世間が狭い例として
①小山六郎と三吉慎蔵
第2次征長(四境戦争)小倉口の戦いで、小山六郎は奇兵隊、三吉慎蔵は報国隊に所属し、戦友であった。
会ったことがあるかどうかは不明。
②河島由路と三吉慎蔵
河島由路は輪王寺宮を担いだ彰義隊に参加し、三吉慎蔵は輪王寺宮であった北白川宮能久親王に家令として仕えた。
③小杉雅之進と三吉慎蔵
小杉雅之進の渡米時の咸臨丸水夫の前田常三郎は、海援隊では佐柳高次、龍馬暗殺の知らせを長崎から慎蔵に報知したときは浦田運二郎、三人は同一人物。
探せば、まだまだあるとは思いますが、歴史の綾を感じます。
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絵は三吉慎蔵と坂本龍馬です
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