2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

UFOの正体

世界には、機密のため非公開で、絶対に入れない場所がかなりある。なかには、軍事利用を主目的とする先端研究のための民間施設も数多い。 米国の航空機製造会社のスカンクワークスもその一つだ。 ここは、ロッキード・マーティン社の極秘開発部門で、日本と…

銀行に眠る幕府宛請求書

2010年5月、田中正明氏とはサンフランシスコで会っているのだが、この人との話の内容を忘れかけている。 帆船海王丸で航海したとき、到着後の滞米中は航海日誌とは別にメモを残しておいたが、それが見当たらない。 5/5 咸臨丸の航跡をたどった海王丸が30日間…

幕臣の小杉直吉・雅之進兄弟の生き方

今月8月は、21日が小杉雅之進、24日が小杉直吉の祥月命日。 小杉家は、南北朝時代の越中守護、桃井播磨守直常を始祖とする。 絵には「ももい なをつね」とあるが、正しくは「もものい ただつね」 直常の6代あとの桃井三郎四郎直宣の嫡子に、桃井尚芳(なお…

船越清蔵の知名度

幕末の船越清蔵を調べているのだが、 なかなか書かれたものが少なく、評伝としての堀哲三郎『船越清蔵先生』が良本といえるのだろう。 この本には、三吉慎蔵との関係は特には記述がないのが残念だが、 小坂土佐九朗の二男として三吉家に養子に入った慎蔵は、…

文楽の『仮名手本忠臣蔵』

昨日の読売の文化欄に「文学 文楽 うその世界へ」と題し、直木賞受賞の大島真寿美さんと人形遣いの桐竹勘十郎さんの対談が載っている。 大島さんは4年前に初めて文楽「妹背婦女庭訓」を観劇する。そのとき、人形遣いの桐竹勘十郎さんの操る「お三輪」に衝撃…