4/7帆船海王丸が東京とサンフランシスコとを往復航海する。
150年前に遣米使節が米軍艦で渡米し、その護衛艦として咸臨丸が随行した。
咸臨丸の往路は、北太平洋の航海に熟達していたブルック大尉の指揮のもと10名の米海軍軍人と一握りの日本人が主体となり、太平洋を横断する。復路は往路中に技術を磨いた日本人だけで操艦し、無事に戻ってきた。
その咸臨丸の航路と同じコースを海王丸が航海する。
遣米使節の少し前になるが、米国に行きたくていけなかった人物がいる。
嘉永7年(1854)3月27日、下田で米艦に乗船を求めたが断られた。
自首し、咸臨丸が出航する安政7年(1860)1月の3か月前、安政6年10月27日に29歳で処刑されてしまった。
三吉慎蔵-->孫梅子-->乃木希典-->玉木文之進-->吉田寅次郎
矩方の思いも一緒に、断られた船と似た大きさの海王丸に乗るつもりだ。
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絵は三吉慎蔵と坂本龍馬です
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