本日は日本全国の女性が祝ってくれる日、小生の誕生日。
これを記念して、ブログを開始しよう。
いつまで続くか心配だが。
誕生日の縁から、いつからかお雛様を見るのが趣味の一つになった。
今まで色々拝見して、お雛様と内裏様の配置が一つではないことが前から気になっていた。調べると、明治時代に西洋化が進んでいく中で、昔の伝統が変わってしまったらしい。
古来より日本(もとは中国)では、陰陽道から、北を背に南を向いて左側の東が陽、右側の西は陰となる。
陽は男性で陰は女性、従って、北を背に内裏様は東(左)、お雛様は西(右)。また、陽は陰に優るとして、左大臣を東、右大臣を西に配置している。
京都の左京区と右京区もこの観点からネーミングが決められている。
古来からのこの伝統は、しかし明治にイギリスを倣って変えられ、日本古来の配置が逆になった。
イギリス騎士道では右手に剣を持ち左手で女性を守る。この男女の配置が皇室で踏襲され、大正以後はお雛様の配置にも反映されたらしい。ただ、京都では古来の配置を踏襲している。
京都嵯峨野に博物館さがの人形の家がある。
この博物館には孝明天皇の愛玩したというお雛様がある。さっそく見に行くつもりだ。
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絵は三吉慎蔵と坂本龍馬です
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