画期的な判決が出た。
広島地裁判決で、埋め立て・架橋事業は合理性を欠き差し止め、また景観は国民の財産であり保護に値するとした判決。
鞆の浦にはここ5・6年、龍馬関連の史跡めぐり、お雛様の見学などで、4回ほど訪ねた。
朝鮮通信使が、「日東第一形勝」と賞賛した景勝地でもあり、この景観は壊すさずに後世に残すべきだ。
一度工事をしたら、もう元には戻らない。
たしか、最初の国定公園記念切手シリーズでも一番目に発行の切手で、瀬戸内海国定公園が選ばれ、鞆の浦を含んだ景観が取上げられていた。
経過が前から気にはなっていたが、裁判日程を知らなかったので、小生から見たら判決は突然出た。
判決関連のTV報道で原告側に知り合いの保命酒店のOさんの姿をみた。また新聞には澤村船具店の名もあった。
江戸時代から続く澤村船具店にはひょとしたら坂本龍馬も立ち寄ったかもしれない。また幕府が取寄せてペリーに献上したという保命酒を龍馬も飲んだことだろう。
関係者の方々が皆頑張っている。是非応援したい。
景観保護を理由に公共事業が事前に差し止められるのは初めてで、今後、開発と景観保護のありかたに影響を与える可能性が極めて大きい。
住民生活と景観保護、難しい問題だが、
何はともかく今日は祝杯だ!
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絵は三吉慎蔵と坂本龍馬です
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