京都散策
最近、京都を訪ねることが多い。
紅葉にはまだ早いが、先週は2回、京都の庭園巡りなどをしてきた。
1回目は会社OBの仲間達と洛西太秦から花園・御室を散策した。
木嶋神社(蚕ノ社)-->広隆寺-->大酒寺-->法金剛院-->妙心寺-->長泉寺-->蓮華寺-->仁和寺
2回目は久し振りに嫁さんと洛東を歩いた。
無鄰菴-->南禅寺-->黒谷金戒光明寺
木嶋神社(蚕ノ社)は元糺の森にある。糺の森は嵯峨天皇の時代に下鴨に移り、そのため元糺の森と呼ばれる。
「糺」には「正しく行う」、「誤りを直す」の意味があり、森にある元糺の池は身を清める修行場となっていたらしい。
蚕ノ社の近くに、秦氏の氏寺で創建当時は秦公(はたのきみ)寺と云われた広隆寺がある。
ここは、高校時代に修学旅行で訪れて以来で44年ぶり。
大酒寺は、ネーミングが良い。祭神は秦の始皇帝。
妙心寺は西田幾多郎が度々参禅した禅寺であり、何時か訪れたいと思っていた。
小生のHNはこの幾多郎の居士法号から頂戴した。
幾多郎がよく見たであろう狩野探幽が法堂天井に描いた雲龍図と、お墓のある霊雲院前の前に立つ石標。
残念ながら霊雲院は非公開。
また、大法院には佐久間象山の墓もある。写真はお墓への案内標。
世界遺産の仁和寺はさすがに外人が多い。
寺のどこも素晴らしいが、特に勅使門と門の透かし、宸殿建築と庭は素晴らしいの一言に尽きる。
無鄰菴には、山縣有朋の指示で小川治兵衛(植治)が作庭した池泉回遊式庭園がある。
庭も素晴らしいが、日露開戦直前の外交方針を決める「無鄰菴会議」が開かれた洋館も内装に驚く。
南禅寺では、久し振りに近くの哲学の道を歩く。
黒谷では会津墓地と赤松小三郎のお墓などをお参りした。
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帰りがけに東山でたまたま例の「龍馬・お龍の結婚式場跡」碑に出会った。
見る人を惑わすのでバックの写真はどうにかして欲しいものだ。
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