僕が影響を受けた本を中心に紹介いたします。
林尹夫 『わがいのち月明に燃ゆ -1戦没学徒の手記』
確か、大学1年の時に初めて読み、愛読した本。
第三高等学校に入学してからの昭和15年4月6日より、京大入学、学徒徴兵を経て、19年7月14日に意識的に終えるまでの日記で、また、学徒徴兵で入団中に昭和20年7月28日に四国沖で散華するまでの手記も併せて載っている。
内容は、きわめて良質な学徒の向学心、学問の師を求める姿、青年としての人生の悩みなどが赤裸々に描かれている。
実は今まで十数回引っ越しをしている中で紛失したので、10年前に再購入した本。
戦没学徒の手記として他には、宅島徳光『くちなしの花』、和田稔『わだつみのこえ消えることなく』が懐かしい。
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絵は三吉慎蔵と坂本龍馬です
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