先週、小生には貴重な幕末明治の頃の写真を7葉、譲り受けた。
1)彰義隊に参加した幕臣(A)の写真一葉
2)Aの妻(B)の弟たちとその家族の集合写真一葉
3)Bの弟の写真一葉
4)Bの姪とその夫の写真一葉
5)A・Bの孫(C)とその母の写真二葉
また、
6)長府藩士の妻と孫(D)、妻の親類の集合写真一葉
上記の写真は、戦後、小生の祖父母である(C)と(D)夫婦の一家が住んでいた家が近所の火事で類焼し、その焼跡の中から探し集めた写真で、写真を納めていた駕籠の中に僅かに焼け残った写真である。
中には、2)や6)などの集合写真は、一部が焼け焦げていて何人かの人物は特定が難しいものもある。
火事の前、駕籠に一杯あった写真の中には、坂本龍馬と長府藩士とのツーショット写真もあったという。
祖父母が大切に保存してきた写真だったが、残念ながら、焼け跡から取り出せたのは上記の7葉の写真だけで、多くの貴重な写真が失われてしまった。どんな写真があったのか知る人もだんだん少なくなってきた。
これは4)の写真で、写っている二人は久能山東照宮宮司を務めた男性と、その妻で本郷小町と評された女性である。男性の父は京都守護職を務め、女性の父は幕臣で晩年は最後の将軍の静岡時代にその謡の相手などをしていた。
その他の写真については、講演会など別の機会での紹介に譲りたい思っている。
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絵は三吉慎蔵と坂本龍馬です
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