咸臨丸の航跡をたどる帆船海王丸の航海 その5

西海岸での到着場所は、幕府軍艦咸臨丸と同じサンフランシスコ湾です。
湾に入るときは、ゴールデンゲートブリッジを帆船の正式な礼儀として登檣礼でくぐり、米国と米国市民に挨拶をしました。
もちろん、橋は1937年の完成なので、咸臨丸の人々は見てはいません。

 

ゴールデンゲートブリッジが大きく見え始めたころ、登檣礼の位置につくため縄梯子を登ります。三人目が私です。左舷側から上っています。

 

右舷側からも研修生が登っているところ。

 

左舷のヤード(帆桁)に渡り海側から3人目の位置に就く。

 

ゴールデンゲートブリッジを通過するまではこのままの姿勢を維持します。

 

通過後は帽子を取り、3回帽子を振って、都度「ごきげんよう!」と大声で挨拶をします。