明日の文化の日、江戸歴史塾 龍馬と愉快な仲間たちの企画で、谷中を散歩してくる。
日暮里から湯島まで歩き、そこで懇親会。
湯島天神下は河島由路の屋敷があった場所で、懇親会場から距離で200M足らずだ。
上野戦争で幕臣として彰義隊に参加し敗れた後、一家が去った屋敷跡の一角に、隣の同朋町から魚屋が移り住み開業した。
河島家は大膳職御賄方で将軍の食する鯉などの生魚を床下に養っていたため、格好の場所だったかも知れない。
今では確認のしようがないが、ひょっとすると出入りしていた魚屋の伝の可能性もある。
写真の「魚て津 今昔由来」は、その魚屋から代々続き、商売替えした鮨屋さんに10年間ほど飾ってあった。鮨屋さんは数年前に閉店廃業したが、由来の中に写っている80年前の3階建ての木造建物は、戦災にも遭わずに今でも立派に建っており、ご主人一家はそのまま住んでおられる。
今は、この「魚て津 今昔由来」は、日暮里の谷中ぎんざにある暖簾分けした鮨屋さん「魚て津」に大事に飾られている。
明日の散策コースは出発点が日暮里で終点は湯島、小生には因縁めいており奇縁というほかない。
今回参加する一つの理由だ。
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絵は三吉慎蔵と坂本龍馬です
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